【「時間」が早く感じる様になる理由】

年を重ねることで時の流れが速くなる理由

「時間」は感覚だと私は思います。

みなさんはどう思いますでしょうか?

もちろん、世界共通で時間は流れている?!はずです。

あくまで、感覚だと思っているので、 それぞれの「時間」についての考え方が違って当たり前だと思います。

そして、正解はありません。 あくまで感じ方の話です。

 

それぞれの考え方が、そのヒトの正解ではないかな?って思います。

前々回の投稿で、「常に新しいことに興味を持ち学び行動し続けるコト」と書き綴りました。

そして、その効果・効能は

例えば、あなたの脳がある1日に大量の情報を浴び 次の日には新しい情報をほとんど受け取らなかったとしましょう。

どちらの日も同じ長さですが、 最初の日のほうが次の日よりもずっと長く感じるはずです。

又、はじめての経験には、学習力や記憶力を高める働きもあります。

このコトは、子供をみていたり、自分に置き換えてみてもわかるかと思います。

つまり、子供の頃に時間を長く感じたりしたことは、 常に新しい情報のシャワーにさらされていたのが原因だと思います。

そして、子供は興味のあるコト、 楽しいコトは時間を忘れて熱中しています。

以下に「時間」に対して実験され発表されているイーグルマン氏の文章を引用します。

記憶の内容が細かくなればなるほど、その瞬間を長く感じるようになります。 「年をとると時の流れが速くなるような気がするのも、そのためです」とイーグルマン氏は語っています。 子どもの頃にはいつまでも続くような気がしていた夏も、 大人になると、ぼんやりしているうちにあっという間に過ぎ去ってしまいます。 つまり、大人になって世界がなじみ深いものになると、 脳の記憶する情報が少なくなるので、時間が速く過ぎていくような気がするのです。 「このように、時間はゴムのように伸び縮みするものです」とイーグルマン氏。 「脳の機能をフル活用していれば、時間は長くなります。 以前にも経験したことがあったり、 予想どおりの情報を処理したりする時には、時間は短くなるのです」 そのわかりやすい例が、いわゆる「オドボール課題」です。 このオドボール課題で生じる視覚的錯覚を、イーグルマン氏の研究室で体験させてもらいました。 この実験では、コンピューターの画面に一連の単純な写真が映し出されます。 大概は、ありふれた茶色の靴の写真が繰り返し現れますが、時々、靴の代わりに花の写真が映し出されました。 私の感覚では、写真の内容とともに、表示時間も変わったように感じられました。 花の写真のほうが、靴の写真よりも画面に表示されている時間が長いような気がしたのです。 ところが、イーグルマン氏によれば、どの写真も表示時間は同じだということでした。 唯一の違いは、写真を見る時の注意力の程度です。 靴の写真は、3度目か4度目に現れる頃には、ほとんど印象に残らなくなっていました。 それに対して、時々しか登場しない花の写真は、画面に長く留まっているように見えました。 つまり、子ども時代の夏が続くように、いつまでも花が咲いているように錯覚したわけです。  

私たちは、こうした脳の処理は無意識のうちに行われているもので、 普段はこうした処理には気づきません。

私たちが感じるのは、1日は24時間だと知っているのに、 「このごろはあっというまに時がすぎていく」という奇妙な感覚だけです。 あくまで【感覚】です。 年をとるにつれて、 経験が増えるにつれ この処理が行われる頻度が増え、 時間の流れるスピードはどんどん速くなります。

 

これは、年を重ねるにつれて、 脳が以前に処理したことのある情報に触れるケースが多くなることが理由です。

 

こうした「なじみのある情報」は、 脳で処理される時に近道を通っているので、 私たちには時の流れがスピードアップし、 あっという間に過ぎ去っていくように感じられるのです。

情報を処理するのに脳も手抜きではありませんが 省エネ化しているみたいです。

 

 

幼い子どもの場合には、 その逆の現象が起こっているのです。 子どもの脳が処理する情報は、ほとんどが新しいものです。 そのため、大人よりも処理に時間がかかるのです。

では、次回は本当に1日の時間を 長く延ばす方法をいくつか書き綴りますね(^^♪

同じ24時間だったら長く感じる方がいいですよね?

では、失礼致します<( )>