【あらゆる悩みを解消する方法 「反応しない練習」byブッダ】

最近、日課にしていたブログですが、どうしても思考の整理ができずにいました。
久しぶりに、時間ができましたのでの、ブログに思考の整理も兼ねて
書き綴らせて頂きます。


誰かの何かのチカラになれているコトを祈っております。
 

 

 

「反応しない練習」

さて、みなさん地球上に生存している人間は、
総じて抱えているであろう8つの悩みについて分類してみます。



・生活に関するコト。
・嫌いな相手に関するコト。
・年齢を重ねるコト。
愛する人と別れるコト。
・病気するコト。
・ほしいモノが手に入らないコト。
・死ぬこと。
・ままならない人間のココロ。



これらの8つの悩みは人間であれば、
おそらく多かれ少なかれ皆もっているモノだと思います。


上記にあげた悩みの根本的な原因として、
8つの悩みに関して執着してしまう人間の心の状態があると
ブッダ先生は言われています。
 

 

まず、執着とは何ぞやですが、整理すると
あるモノ・コト・ヒトに強くひかれ、
深く思い込んでどうしても忘れられないでいる
ココロの状態のコトとここでは定義します。



私自身も思い当たる点がいくつかあります。




その8つの悩みに対して、執着してしまう心の状態のコトを
心の反応といいます。


この心の反応は、人間が潜在的、無意識的にもっている
「喜び」を求め続けるココロにあると先生は言われています。
納得ですよね?

この反応自体が、人間の生命エネルギーそのものともいわれています。




この生命エネルギーそのものである、「喜び」を求め続けるココロを
8つの悩みから、7つの欲求へと転換していくコトからはじめます。




・生存欲

・睡眠欲
・怠惰欲     ⇐基本的に、こちらの7つの欲求が満たされれば、よろこび

・承認欲      満たされなければ、不満になるのが人間のサイクル。
・食欲
・性欲
・感楽欲         




求め続けるという人間の基本性質がある限り、
喜びと不満のサイクルを繰り返してしまうのが当たり前。


この状態こそが、悩みに苦しめられているというコトにつながる。



では、人間の基本性質が原因で発生する、このサイクルから抜け出すためには
どうしればいいのか?
気になりますよね?



そこで先生は、こういっておられます。


ニンゲンのココロの反応をなくすコトはできない。
そこで悩みにつながる負の連鎖を断ちきるには、
まずは、人間は求め続けてしまう者だと、
ココロとはそういうモノだと理解するコトだといわれています。




つまりは、それが人間だと受け入れろと解釈しています。

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ここから、具体的に3つのステップに分けて、負のスパイラルに陥らない
悩みに対して執着しない様にする対処策をあげます。




ステップ①  心の状態を、言葉で確認する。
       今の自分のココロの状態を、いいも悪いも判断しないで
       そのままで確認、ラベリングする。

       ここで重要なのが、その状態に対して、いいも悪いも判断せずに
       そのまま確認するコトです。

       ラベリング、確することで、ある意味その時のココロの状態を
       セルフモニタリングするコトにつながり、
       自分のココロの状態を俯瞰的に見るコトにつながります。

 

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ステップ②   意識の焦点・フォーカスを心の外側に移す。  

  
        
        あたまの中の悩みにフォーカスした意識を心があるとされる
        頭の外側にうつすことです。

        具体的には、・身体感覚に集中するコト。
              ・自然の中に集中するコト。(森林浴など)
              ・運動に集中するコト。(筋トレなど)

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引用:進撃の巨人より




       筋トレこそ最高ソリューションだともいわれるゆえんですね!
       私はその効果をテニスを中心に実感しております。




ステップ③    あたまの中を分類するコト。

        

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引用:2時間でわかる 伝わるしくみより 山本高史



         求めるココロは、おもに3つのココロに分類されます。
         1:貧欲
         2:怒り
         3:妄想


   仏教では、おもに上記3つのコトを
   ・貪(どん) ・じん  ・痴(ち)として、
   三毒として乗り越えるべきものとしているそうです。


上記、3つのステップを繰りかえすことで、
人間がもつ基本的な喜びを求めるココロからくる悩みにつながる
負のサイクルのきっかけになりがちな心の状態を、
中立的な立場でただただ見るコトになります。




それが、人間として当たり前のココロの状態だと俯瞰するコト。
多角的、複眼的視点からモノゴトを見るコト。

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引用:キャリアピックスより




この中立的に己のココロに対して、ただただ見守るコトで
悩みにつながる執着による心の反応に対して、なるべく反応しない様にしてくこと。






この、3つのステップを繰り返し、いいも悪いも判断せずに

理解するコトを正見(せいけん)といい
負の連鎖につながる心の反応を断ち切るコトにつながるといわれています。



だれでも、もれなく無料でできることなので、

知識としてもっているだけではなく、
おこなってみて初めて叡知になるので、
よかったら行ってみればいいかと思いますし
ひとつの悩みの解決策になるかと思います。


それでは、本日はこれにて失礼いたします。

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。